むくみ 生理中

生理中のむくみ

生理前や生理中に、なんとなく身体がむくむという女性は少なくありません。

 

生理中のむくみ

毎月の周期のことですし、生理痛やPMS(月経前症候群)の痛みや辛さほどでは無いとして、気にしていない女性もいますが、むくみを放置するのはよくありませんね。

 

美容的にもむくんだ顔はイヤですし、なんとなく外出するのも億劫になってしまい、余計に気分も落ちてしまいます。

 

生理周期が関係するということは、女性ホルモンがむくみにも関係しているということです。

 

 

 

 

女性ホルモンとむくみの関係が深いことをご存じですか?

 

女性ホルモン「プロゲステロン」は体内に水分を貯めこみやすい作用があり、排卵後から生理前(特に生理の10〜12日前)は分泌量が増えます。

 

黄体ホルモンであるプロゲステロンは、妊娠に備えた身体をつくるためのホルモンで、体温を上げて(基礎体温の高温期)、妊娠後のために栄養や水分を貯めようとする役割を持っています。

 

生理前のむくみは、プロゲステロンの影響によるむくみです。

 

生理に関係する女性ホルモンには、卵胞ホルモン「エストロゲン」もあり、新陳代謝を促して、血管を強くし血流をよくする効果があります。

 

生理中は、両方の女性ホルモン(プロゲステロンとエストロゲン)の分泌が少なくなります。

 

冷えとむくみの関係

 

体温も下がるので、全身の血行が悪くなりますし、新陳代謝も下がるために、貯めこんだ体内の水分が排出されにくくなって、むくみになるのです。

 

必要以上に体内に蓄積された水分を排出するために処方される利尿剤で有名なお薬はラシックス(フロセミド)です。

 

ラシックスでむくみ解消

生理中には基礎体温が下がり、血行が悪くなる、血の巡りが悪くなって(血流量の低下と冷え)むくむということになりますね。

 

むくみのメカニズムとしては、血流量が落ちて血行不良による水分の排出低下が原因なので、生理前や生理中のむくみも、一般的なむくみも同じです。

 

ただ、女性ホルモンが関わることによって、通常よりも一層むくみやすくなり、むくみが悪化すると言われています。

 

体温を上げることはむくみ改善につながります!

 

なるべく身体を温め体温を上げて、血流量を増やして血の巡りを改善する、冷え改善とむくみ解消すれば、女性ホルモンのバランスも整ってきます。

 

女性ホルモンのバランスが整うことによって、生理痛の緩和にもつながるのですね。

 

「冷えの改善」→「血行の改善」→「むくみ解消(セルライト予防)」→「ホルモンバランスが整う」→「生理痛の緩和」

 

女性にとっては、血めぐりアップ効果は、とても良い循環になっていくので、ぜひおすすめしたいです。

 

生理の数日前から、温熱シートを貼るなどして腹部や腰を温めるように心がけると、子宮の血行が良くなり生理痛の緩和にもなります。

 

生理中も温熱シート等で温めると、むくみ対策にも効果的なので試してみてください。

 

むくみでも水分補給は大切

 

むくんでいても、水分の摂取は欠かさないようにしましょう。

 

むくみにも水分補給

冷たい飲み物よりも温かい飲み物で、コーヒーは身体を冷やしますので、紅茶やほうじ茶の方がおすすめです。

 

白砂糖よりも、黒砂糖やハチミツなどの方が身体を温める作用もありますね。
生姜やネギなどの薬味も上手に取り入れたいものです。

 

塩分もむくみを助長するので、生理中は特に塩辛い食べ物や刺激物は控えた方が良いでしょう。

 

生理前や生理中のむくみは、身体を温めてストレッチやマッサージなど血行を促進するなど、予防的な対処をしておけば防ぐことも可能なのです。


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